マナビノブログ

2021年07月07日塾の選び方

代表の長谷です。

夏休みも近くなり、特に受験生はそろそろ受験勉強に本腰を入れないとな、と思っている方も多いと思います。

そこで、インターネットを開いて塾を選ぼうとすると、色んな情報があり、どこを選んだらいいのかわからなくなります。

そこで、私が塾を経営している立場で、どんな情報を出している塾を選んだらいいのかということをお伝えします。

 参考にしていただければ幸いです。

 

①受験までの勉強計画が具体的に示されているか。

 「戦略無くして成果なし。」「計画無くして成果なし。」

長期、中期、短期の目標が設定され、それに従って計画が作られていっているでしょうか?

そして、具体的なテキストが提示されているでしょうか?

この時期にはどのテキストを使うのか?そのテキストを使う目的は何か?ということが明確に説明されない塾は、受験に対する一定の価値観が成立していない恐れがあります。

もちろんお子様の学力を測りながら、テキストをアレンジしたり、サブテキストを使ったりということはありますが、学力に応じて、最適なテキストの基本ラインが示されない塾は行き当たりばったりになり、遠回りする恐れがあります。

受験には期限があります。

いつまでに、何を、どれくらいするのか、ということを明確に説明できる塾は信頼できます。

 

②その塾独自の合格実績が示されているか。

 合格実績が示されていない個別指導塾は結構あります。

また、大手の場合、全国実績が示され、その塾独自の実績が示されない塾も多いです。

合格実績はその塾の成果でもありますが、生徒さんの頑張った姿を示しているものでもあります。

入塾前から成績も良く、素直で頑張り屋さんが受験をすれば、いわゆる「進学校」に合格するでしょう。

それはそれで素晴らしいことですが、偏差値40くらいの生徒さんが、頑張って偏差値50くらいの学校に合格すれば、その頑張り様は素晴らしいのではないかと思うのです。

つまり、生徒さん一人ひとりの頑張った証が合格実績であり、その塾の宝なのです。

それをなぜ出さないのか?私には理解ができません。その塾は、どこを見ているのでしょうか?

 毎日、毎日、時には朝から夜まで塾で頑張っている生徒さんの姿こそが塾の財産です。

そこに目を向けていない塾は売り上げに目を向けているのでしょうね。

経営面での売り上げはもちろん大事ですが、それ以上に大事なのは頑張っている生徒さんの姿じゃないでしょうか。

 

③講師を紹介しているか。

 個人情報などもあるため、講師を全員紹介することはできませんが、私は塾を経営していて、私が信頼する講師の先生しか採用していません。

自分の都合や自分の利益(給料など)しか考えていない人は採用しないようにしています。

個別指導塾では生徒さんとの相性もあるので、どの先生がいいかは聞きながら担当を決めていきますが、人としての基本がなっていない方は採用しません。

ですから、講師を必ず紹介します。

何を学ぶか?より誰から学ぶか?の方が大事なのです。

もちろん、専門性がなければ話しにならないのですが、一定レベルの学力さえあれば、次に大切なのは「ひとがら」なのです。

「頭の良さを鼻にかけるエリート」て、やっぱりいますよね。

そんな人、大っ嫌いじゃないですか?

そんな人から、例えば数学を教えてもらうと数学も大っ嫌いになってしまいます。

大して頭は良くないけど、自分と一緒に一生懸命考えてくれて、一緒に問題に向き合ってくれる先生って大好きじゃありませんか?だから、どんどん前に進んでいきますよね?

そんな先生がうちの塾にはいるんですよ。

だから、より多くの生徒さんにその先生とつながって欲しい。そして、もっと勉強が楽しいと思える様になってほしい、と私は思います。

だから、講師の先生を必ず紹介します。

 

④授業がどんな形で進められているのか。授業ブースは紹介しているか。

 個別指導は、完全個別指導と個別指導に分かれています。

完全個別指導は2対1までで、先生が授業時間中(京進スクール・ワンは80分)ずっと隣にいる形です。

個別指導は、3〜5人の生徒が、それぞれ個別に座り、順番に先生が回ってくる形です。

自分で勉強する習慣が身についている生徒さんはそれでも大丈夫ですが、勉強する習慣のない生徒さんはほとんど身につきません。

それ以上に、このような個別指導形態は、人件費を抑え、利益率を上げるために考えられているのです。

自立支援学習とうたって、動画で勉強する形も、講師を雇う必要がないので、人件費を大幅に削減することができますし、授業料も安く抑えることができます。

京進スクール・ワンのような完全個別指導は、人件費がかかりますから、どうしてもそれなりの授業料になります。

利用者の皆さんにとっては、「安かろう、よかろう」がベストなのですが、「安くて、良いもの」はそんなにありません。

価格は経済的価値が反映されます。

価値が高ければ、価格は高くなりますし、価値が安ければ、価格は安くなります。

京進スクール・ワンの授業ブースは10万円します。

学校で使っている様な机と椅子は、ワンセットで2万円くらいです。10万円あれば、5人分が準備できます。

京進スクール・ワンは10万円で2人分です。

ずいぶん贅沢な作りをしています。それは、授業を大切にしているからです。

施設、設備がチープであれば、そこで行われる授業もチープになります。

 

私は、7年前に京進スクール・ワンを採用しました。そしてフランチャイズオーナーとして塾をはじめました。

採用した理由は、株式会社京進が教育に対して真面目だったからです。

資金はずいぶんかかりましたし、今も全く回収できていません。

でも、儲からない時期があっても、生徒さんを裏切らない、それ以上に保護者の皆さんの期待を裏切らない、という姿勢を貫いています。

 

皆さん、どうぞ塾を選ぶ際には、以上の様な基準でホームページやSNSなどを吟味していただければと思います。

当教室に関心を持たれた方は、どうぞご連絡ください。

お待ちしています。

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